昨年、船を輸出する際に必要な船台「クレードル」の企画・設計・製造をいたしました。
①船底の形状の型取り
②型の起こし(取った型から上型と下型に分け製作用の型を作ること)
③設計
④材料取り
⑤製作
合計5台作ったのですが、その時感じたのは「手間が掛かりすぎて、輸送のみに使われる船台としては余りにも無駄が多い」でした。
今回のオーダーは50ftのキャビンクルーザー
以前の製造の時に感じた型取りの手間と型の起こしの手間を省く試みをしました。
事前に綿密に設計し、強度を考え、使用部材を確認し、「これでいける!」と自分に言い聞かせ・・・いざ船へ!
ある程度のイメージは頭の中で出来上がっているので、スケールと鉛筆とノートを片手に、必要な部位の計測をし、その場で簡単な図面を引き、間違いがないこと再確認。
面倒な型取りを省き、更に一体型ではなくある程度融通の利く調整式にすることで、製作時の面倒な角度あわせ、溶接長の削減、使用鋼材の減少による減量、を目指しました。
角度を決めない分、強度と搭載バランスを考え、船底の受ける箇所を増やし、安全面への考慮も忘れてません。
新型の輸出用船台クレードルの完成です!!!
コスト3割削減に成功し、納期も大幅に短縮でき、ユーザーも当社も満足の仕事となりました。


